研究課題/領域番号 |
24K22788
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0110:心理学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
本間 祥吾 名古屋大学, 情報学研究科, 特任助教 (91001361)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 採餌 / 不確実性下の意思決定 / 資源分配 / 進化シミュレーション / 強化学習 |
研究開始時の研究の概要 |
探索は幅広い知覚・認知機能に関与している。資源の探索である採餌は、多くの動物に共通する適応課題であり、探索の心的メカニズムの進化的な起源を明らかにすることが議論されている。一方、人間は狩猟採集社会において、獲得した資源を互いに分かち合うことで、不確実な厳しい自然環境を生き延びてきた。集団における資源の共有分配は、個人の探索行動にも影響を及ぼしうる。本研究は、個人の採餌の心理プロセスをモデルで表現し、環境の不確実性や共有分配がそのプロセスや進化に与える影響を理論的に検討する。人間の探索行動とその認知的基盤を、共有分配を介した自然環境への適応の観点から理解することを目指す。
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