全固体電池の界面イオンダイナミクスを可視化する高速オペランドKPFM法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K23039
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0402:ナノマイクロ科学、応用物理物性、応用物理工学およびその関連分野
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 山岸 裕史 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (60790582)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 全固体電池 / イオンダイナミクス / オペランド解析

研究開始時の研究の概要

全固体電池は高いイオン伝導抵抗が実用化の障壁となっている。特に正極/固体電解質界面の抵抗が課題であり、界面近傍におけるイオン挙動が高抵抗化に関与していると考えられている。本研究では、高い空間分解能を持つケルビンプローブフォース顕微鏡技術を用い、電池内部のナノ界面におけるイオン挙動を可視化する高速オペランド計測法を新たに開発し、高抵抗化の物理的起源を視覚的に解明する。