研究課題/領域番号 |
24K23183
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0701:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松井 理紗 京都大学, 高等研究院, 研究員 (61002093)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Na, K-ATPase / 細胞膜 / 脂質 / sgRNA library screening / タンパク質複合体 |
研究開始時の研究の概要 |
細胞はNa,K-ATPaseのATP1a1を用いてNa+,K+を輸送し、細胞内外にイオンを非対称に分布させる。この非対称分布は細胞膜脂質にも見られ、膜内外に異なる種類の脂質が配置される。特定のイオンチャネルの活性化により、膜脂質の非対称分布を変化させるスクランブラーゼは活性化するため、イオンと脂質の間で非対称分布の構築と変化は連動することが予想される。当研究グループは、新たに同定したスクランブラーゼが欠損すると細胞膜からATP1a1が消失し、膜電位は崩壊することを発見した。そこで本研究では、脂質分布の変化がイオン動態を支えるイオンポンプを制御するという仮説を検証し、新しい概念の提唱を目指す。
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