ネットワーク・トポロジーを利用した生化学反応系のロバスト制御解析

• 研究課題/領域番号: 24K23186
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0701:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 広野 雄士 大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (50998903)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 化学反応系 / ロバスト制御

研究開始時の研究の概要

細胞内には数千もの化学反応が巨大なネットワークを成している。このネットワークには恒常性を維持するために様々なロバストな制御機構が実装されている。最近の研究で、これらのロバスト制御機構がネットワークのトポロジーと密接に関連していることが明らかになりつつある。本研究では、化学反応系における様々な種類のロバスト制御機構がどのようにネットワークのトポロジーと結びついているのかを解析し、その同定方法を開発する。この取り組みによって、生体内の恒常性維持機構に対する理解を深め、システム生物学および合成生物学における問題への応用を目指す。