研究課題/領域番号 |
24K23225
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0703:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
三藤 清香 奈良女子大学, STEAM・融合教育開発機構, 特任助教 (51004105)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 嚢舌類 / 自切 / 再生 / 盗葉緑体 / 寄生者 |
研究開始時の研究の概要 |
嚢舌類のウミウシは、食藻の葉緑体を体細胞に取り込んで光合成に利用する「盗葉緑体現象」で知られるが、申請者らはこのうち2種が大規模な自切・再生能力をもつことを発見した。心臓を含む体の後部を切り離して頭部から全身を再生する「大規模自切・再生」において、現在その生態的意義は産卵を抑制する内部寄生者の排除である可能性が高いと推測されている。本研究では内部寄生者の排除によって宿主の適応度に生じる変化と盗葉緑体による影響、寄生・再生能の対応関係を調査することで、嚢舌類研究で不足している生態学的アプローチを核に、この現象の生態的意義の解明を目指す。
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