研究課題/領域番号 |
24K23314
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
川岸 崇裕 大阪大学, 先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター, 特任助教(常勤) (90800029)
|
研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 腸管免疫 / ウイルスベクター / 経口投与型ワクチン / ロタウイルス / リバースジェネティクス |
研究開始時の研究の概要 |
腸管に感染する病原体への感染防御において、腸内で産生される分泌型IgA抗体は重要な役割を果たす。しかし、腸内には免疫寛容機構が存在するため、抗原蛋白質の経口投与ではIgA抗体は効率的に誘導されない。そこで、遺伝子改変した腸管感染性ウイルスを、腸管を標的としたウイルスベクターとして活用して粘膜免疫を誘導しようとする研究が行われている。申請者は、腸管に感染指向性をもつロタウイルスの遺伝子改変技術を使い、ヒトノロウイルスに対するIgA抗体を腸内で誘導することに初めて成功した。本研究課題では、粘膜免疫誘導能を強化するため、ロタウイルスベクターの改良に取り組む。
|