研究課題/領域番号 |
24K23372
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0901:腫瘍学およびその関連分野
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
久保 憲生 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10464744)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 薬剤性肝障害 / 肝類洞障害 / 肝機能評価マーカー |
研究開始時の研究の概要 |
大腸癌肝転移は切除により予後が改善する。化学療法の進歩により切除不能症例からのConversion surgeryも増えているが、化学療法による薬剤性の類洞障害は、術後肝不全など重篤な合併症と関連する。Autotaxin(ATX)は新規の肝線維化マーカーで、我々の先行研究では化学療法施行例でATXが有意に高値であった。ATXによって産生されるリゾホスファチジン酸(LPA)が、星細胞の活性化、類洞内圧の亢進に関与しており、ATXは治療ターゲットとなりうると考えられた。肝類洞障害におけるATX-LPA連関の意義を解明し、ATX阻害剤で遮断し、SOSを抑制するという新たな治療戦略の構築を目的とする。
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