p53 fragment peptide ライブラリーによる新規抗腫瘍ペプチドの探索

• 研究課題/領域番号: 24K23384
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0901:腫瘍学およびその関連分野
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 猿渡 和也 岡山大学, 大学病院, 医員 (51001408)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: p53 / fragment peptide / 抗腫瘍ペプチド / 細胞膜通過ペプチド / p53 fragment peptide

研究開始時の研究の概要

細胞膜通過ペプチドと癌抑制タンパク質p53から作成したペプチドを組み合わせた画期的なp53 fragment peptide library による皮膚癌(メラノーマ)への抗腫瘍制御ペプチド探索プロジェクトを計画した。ペプチドの細胞内導入法として、11個のアミノ酸からなる細胞膜通過ペプチドを結合する手法を選択した。p53 fragment peptide libraryは22個のアミノ酸ペプチドに細胞膜通過ペプチドを結合した合計94種類を作成し、抗腫瘍効果を検討する。更に細胞膜通過ペプチドの持つ皮膚透過性を利用した経皮的薬剤投与によるマウスメラノーマモデルに対する抗腫瘍効果への応用を検討する。