研究課題/領域番号 |
24K23398
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0901:腫瘍学およびその関連分野
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
網崎 正孝 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 消化器外科 医長 (40790374)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 膵癌 / 免疫療法 / 制御性T細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
この研究は、膵癌に対する新たな免疫治療を開発するため、そのターゲットとなりうる経路を探索することを目的としている。申請者は、膵癌に対する個別化がん抗原mRNAワクチンの試験から、その有用性を報告した。さらに有効性を高めるため、ワクチンの免疫誘導を阻害する因子を探索したい。制御性T細胞(Treg)は癌におけるワクチン不応の一因である。Tregを抑制しワクチン有効性が向上する可能性があるが、Tregが末梢組織でどのように誘導されるかは不明である。腸管および膵の上皮細胞が放出するサイトカインがTregを活性化することから着想を得て、癌部の上皮細胞とTregとの関連性を検証する実験を計画している。
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