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新たな肺高血圧症「平均肺動脈圧 21-24 mmHg」は従来の肺高血圧症の前段階なのか?

研究課題

研究課題/領域番号 24K23462
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0903:器官システム内科学およびその関連分野
研究機関岡山大学

研究代表者

江尻 健太郎  岡山大学, 大学病院, 助教 (70881811)

研究期間 (年度) 2024-07-31 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード肺高血圧症 / ガイドライン / リスク指標 / 肺動脈圧 / カテーテル
研究開始時の研究の概要

肺高血圧症は肺動脈圧が上昇し循環不全をきたす難治性疾患である。肺高血圧症の診断基準が2022年に改定され、従来の「平均肺動脈圧 25 mmHg以上」から「20 mmHgを超える場合」に変更された。しかし、この平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団の患者背景やリスク因子、予後は十分に解明されていない。また、この集団が従来の肺高血圧症の前段階なのか不明である。
本研究の目的は平均肺動脈圧 21-24 mmHgの特徴を明らかにすることである。本研究によって新たな肺高血圧症である平均肺動脈圧21-24 mmHgの集団に関する治療や今後の研究の方向性に新たな知見がもたらされることが期待される。

研究実績の概要

肺高血圧症の診断基準が2022年に大きく改定され、従来の「平均肺動脈圧 25 mmHg以上」から「平均肺動脈圧 20 mmHgを超える場合」に変更された。この改定によって新たに平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団が肺高血圧症と診断されることになったが、その患者背景やリスク因子、予後は十分に解明されていない。本研究計画の目的は平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団を25 mmHg以上の集団と比較しその特徴を明らかにし、また両群間に病状の進展における連続性があるかを検証することである。

本年度は解析対象集団の抽出、およびその解析を進めており、ガイドライン改訂がもたらす影響について多くの知見が得られた。例えば、ガイドライン改訂に伴い肺高血圧症患者が1.5倍程度に増加することや、肺高血圧症患者の臨床診断分類に変化が認められることである。また、平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団について、患者背景について多くの特徴が得られた。例えば、平均肺動脈圧は低いものの心機能や患者の症状を反映するリスク指標については、高リスクを有する患者が一定程度存在することが明らかとなった。これらの初期段階の解析結果をまとめ、国内学会で公表した(第89回日本循環器学会学術集会)。そこでの議論を踏まえ、さらなる解析を進めている段階である。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究で対象とする疾患としては、既存の肺高血圧症の研究には組み入れられていない平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団である。この領域のエビデンスは不十分であり、学術集会や研究会などの発表を介して 本集団の患者特性や治療適応についての新たな知見を解明する活動を続けている。

今後の研究の推進方策

今後も肺高血圧症の新たな定義である平均肺動脈圧 21-24 mmHgの集団について新たな知見を報告し、論文としてまとめられた成果を軸として学術的な議論やガイドライン等への貢献を目指す。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Treatment goal for PH ~For better outcome~2024

    • 著者名/発表者名
      江尻健太郎
    • 学会等名
      第89回日本循環器学会学術集会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-08-01   更新日: 2025-12-26  

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