研究課題/領域番号 |
24K23517
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
沼 幸作 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (20911902)
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研究期間 (年度) |
2024-07-31 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 角膜内皮細胞 / ミトコンドリア / 老化 / 細胞死 |
研究開始時の研究の概要 |
角膜の透明性を維持する機能を有する角膜内皮細胞は、ヒトの体内では再生することができない。病的な細胞減少により角膜は透明性を維持できなくなり、患者は失明に至る。その状態は角膜内皮機能不全と呼ばれるが、現在は拒絶反応の危険性を有する角膜移植治療しか治療法がない。その根本的な病態メカニズムが不明であるため、本研究は、角膜内皮機能不全の病態の本態であるアポトーシスによる細胞減少と、近年病態との関連が示唆されている細胞老化の2つの現象をミトコンドリア機能不全という軸で解釈を試みる新たな疾患増悪概念に基づいている。角膜内皮機能不全の、外科的治療に頼らない新たな角膜内皮治療の創出を試みる。
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