研究課題
研究活動スタート支援
臨床現場において看護師には多様な多重課題に即応できる力が求められている。多重課題の状況に合わせて適切に判断し、対応していくためには、自分が直面している状況を認識し、自分の力量の限界を見極めて行動へとつなげる機能をもつセルフモニタリングが重要となる。特に多重課題を困難に感じやすい1・2年目の新人レベルの時期は、多重課題の対応力の基礎を培い、セルフモニタリングを形成するための重要な時期であることから支援が必要である。本研究で新人レベル看護師のセルフモニタリングを高める要因を明らかにすることは、より効果的な教育支援体制を構築するための基礎的な資料となり、多重課題への対応力の向上に寄与できると考える。