対人場面において相手をうまくかわす「駆け引き」の新奇認知行動学的手法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K23827
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 京都工芸繊維大学
• 研究代表者: 屋 京典 京都工芸繊維大学, その他部局等, 研究員 (71005907)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 駆け引き / 歩行 / 下肢 / 運動認知 / バイオメカニクス

研究開始時の研究の概要

日常生活において人とすれ違うことはよくある。この時対峙する相手をうまくかわすことは、衝突防止の観点からも重要である。そこで申請者は対人場面での「駆け引き」の意思決定プロセスを概念化することを試み、自らの運動が高い確率で達成される「運動の時空間マップ」が利き足や運動方向によって歪んでいるのではないかという着想に至った。本研究ではこの「運動の時空間マップ」に着目し、相互作用が生じる対人場面での意思決定プロセスを認知と動作の関係から解析し、その有用性を実践検証することを目的とした。相手をうまくかわすプロセスを認知行動学的視点から可視化し、怪我の防止やスポーツの巧拙に寄与する新奇知見を獲得する。