結晶構造デコーダーの理論物理的な意味づけの解析

• 研究課題/領域番号: 24K23910
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 1002:人間情報学、応用情報学およびその関連分野
• 研究機関: オムロンサイニックエックス株式会社
• 研究代表者: 五十嵐 亮 オムロンサイニックエックス株式会社, リサーチアドミニストレイティブディビジョン, プロジェクトリサーチャー (10548895)
• 研究期間 (年度): 2024-07-31 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 結晶構造 / 解釈可能な機械学習 / 生成モデル / 物性物理

研究開始時の研究の概要

結晶構造のデコーダーであるNeSFの物理的意義を明らかにする研究を行う。NeSFは、結晶構造を原子座標の集合の3次元点群とみなし、2種類のベクトル場で表現する手法であるが、物理的意義がまだ不明であるため、NeSFの内部表現や活性化パターンを分析し、結晶構造の物理的性質との関係を探っていく。本研究は、物理科学と情報科学の相互作用を促進し、物理学の新たな発見や理解に繋がる可能性があるとともに、情報科学や他の科学分野への応用や一般化にも貢献できると期待している。