「時空言語学」の創成：地理と歴史を融合した言語の変化と発展への新たなアプローチ

• 研究課題/領域番号: 24K23937
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(国際先導研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 人文社会系
• 研究機関: 国立民族学博物館
• 研究代表者: 菊澤 律子 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (90272616)
• 研究分担者: 渡部 展也 中部大学, 中部高等学術研究所, 教授 (10365497) ; 小金渕 佳江 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10753593) ; 吉岡 乾 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 准教授 (20725345) ; 朱 易安 小樽商科大学, 言語センター, 准教授 (40989662) ; 白井 聡子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 講師 (70372555) ; 村脇 有吾 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (70616606) ; 持橋 大地 統計数理研究所, 統計基盤数理研究系, 教授 (80418508)
• 研究期間 (年度): 2024-11-15 – 2031-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 688,610千円 (直接経費: 529,700千円、間接経費: 158,910千円); 2030年度: 77,480千円 (直接経費: 59,600千円、間接経費: 17,880千円); 2029年度: 95,810千円 (直接経費: 73,700千円、間接経費: 22,110千円); 2028年度: 95,810千円 (直接経費: 73,700千円、間接経費: 22,110千円); 2027年度: 119,210千円 (直接経費: 91,700千円、間接経費: 27,510千円); 2026年度: 132,210千円 (直接経費: 101,700千円、間接経費: 30,510千円); 2025年度: 110,500千円 (直接経費: 85,000千円、間接経費: 25,500千円); 2024年度: 57,590千円 (直接経費: 44,300千円、間接経費: 13,290千円)
• キーワード: 時空言語学 / 歴史地理言語学 / AI処理 / 時間軸と空間軸 / 言語データと非言語データの相関

研究開始時の研究の概要

言語変化を時間軸と空間時の両面から分析する時空言語学という新たな研究分野を確立する。地理情報を基盤とした言語変化分析ツールを開発、それを用いて理論面での新たな研究アプローチを進める。現在世界で話されている7000の声言語と手話言語は、人類の拡散・適応史の結果であり、その発達史に関する知見を得ることは、人類の歴史のみならず、現存する多様性の理解につながり、国際理解と社会的共生の基盤となる。