研究課題/領域番号 |
24KF0236
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
前田 昌弘 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (50714391)
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研究分担者 |
NAPOLITANO CHIARA RITA 京都大学, 人間・環境学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2024-11-15 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2026年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2025年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2024年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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研究開始時の研究の概要 |
本研究では、日本の伝統的都市型木造住宅である町屋を題材として、日本の家庭において、「健康」概念の台頭に伴い、従来は生命サイクルの一部として捉えられてきた「穢れ」が病的な状態として回避され、さらに安全性や健康被害の問題と結びつけられ後退していったことを明らかにする。そのために、家庭や都市空間における「穢れ」の扱いの歴史的変遷についての検討,外部環境との複雑な結びつき、腐朽する素材(木材、藁、粘土等)の利用など、町屋における「穢れ」と日常生活の関係についての検討、地域共同体における共同清掃や宗教的儀礼に着目した、家庭内の私的な儀式と「穢れ」の公的管理の関連性についての検討等を行う。
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