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「天子」から見た東部ユーラシア:「皇帝」中心主義からの脱却と王権の再認識のために

研究課題

研究課題/領域番号 24KJ0061
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分基金
応募区分国内
審査区分 小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
研究機関東京大学

研究代表者

青木 竜一  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
研究開始時の研究の概要

秦漢帝国以来、中国の君主は「皇帝」と「天子」の称号を用いた。ただ、「皇帝」が中国固有のものであるのに対し、「天子」は東部ユーラシア諸国に共通する君主号であるとの指摘も近年では行われている。たとえば、匈奴や突厥は独自の君主号である「単于」や「可汗」以外にも「天子」の称号を用い、中国社会と遊牧社会を統合した北魏や唐の君主は、「皇帝」と「可汗」を兼ねた上で「天子」をも称した。本研究では、従来の王権研究ではほとんど言及されてこなかった1~3世紀の〈南匈奴国〉〈遼東公孫氏政権〉などの王権認識にも注目しつつ、各国の王権の性格を通じて、1~5世紀の東部ユーラシアに共通の世界認識を解明することを目的とする。

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-07-03  

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