研究課題
特別研究員奨励費
本研究の目的は、独自開発したLC16m8Δ/AAVワクチンプラットフォームを用い、熱帯熱及び三日熱両マラリア原虫に対し高い「感染防御」・「伝搬阻止」効果を発揮する2価ワクチンを開発しマウスモデルでその有効性を評価する事である。既に2価ワクチンの作製には成功しており、ワクチン免疫マウスが高い特異抗体価を長期間誘導する事も確認済みである。2024年度から新たにマウスモデル実験を開始し感染防御効果の評価、免疫マウス血清をブラジル・マナウスへ持参し伝搬阻止効果を評価する計画である。