研究課題/領域番号 |
24KJ0097
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
平野 侑 信州大学, 学術研究院理学系, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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研究開始時の研究の概要 |
近年、人間活動により窒素とリンの森林生態系への沈着が地球規模で拡大している。その一方、熱帯原生林では激しい土壌風化によりリンが、木材の搬出が著しい熱帯二次林では窒素が、その生産性を制限しているとされる。このように栄養塩欠乏が顕著な熱帯域では、窒素やリンの沈着により根からの炭素滲出物量やその波及効果である根圏効果が増大し、森林土壌からの炭素放出が進む可能性も考えられる。しかしこれまで、サンプリング技術や実験サイトの欠如などにより、熱帯林における栄養塩沈着の影響評価はできていない。そこで本研究は、熱帯林野外施肥区を用いて、窒素やリンの沈着が根圏効果を介して森林炭素動態に与える影響を評価する。
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