葉切片ライブイメージングによる細胞間相互のC4光合成制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ0127
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 加藤 優太 京都大学, 農学研究科, 特別研究員(PD)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)

研究開始時の研究の概要

C4植物は、葉肉細胞と維管束鞘細胞という形態および機能の異なる2種の細胞が葉内で協調して光合成を行い、維管束鞘細胞にCO2を濃縮して高い光合成効率を達成することができる。しかし、葉内部で駆動するC4光合成の変動を細胞の空間的配置を維持したまま、生きた状態で測定する方法が確立しておらず、どのように細胞協調的にC4光合成が制御されているかは不明であった。そこで本申請研究では、「葉の組織構造を保ち、細胞が生きた状態で細胞・オルガネラを観察可能な葉切片ライブイメージング法」を非破壊の生理解析技術等と組み合わせることで、C4光合成の動的な制御メカニズムの解明に挑戦する。