ロベール・ブレッソンの映画における物語と演技

• 研究課題/領域番号: 24KJ0259
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分01050:美学および芸術論関連
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 三浦 光彦 北海道大学, 文学院, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円); 2025年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 700千円 (直接経費: 700千円)

研究開始時の研究の概要

本研究の目的はロベール・ブレッソンの映画作品において、物語と演技とがいかに複層的に絡み合っているかを具体的なテクスト分析と理論的な研究により解明することだ。研究の焦点は二つ。（１）「語りの主体/構造」といったテクストに内在的な虚構的主体は、映画監督や俳優、スタッフなどの制作実践に携わる実在的存在といかに関係するかを分析する。（２）そうした複雑な関係の中で、いかにして映画における「作家」という存在が見出されるかを分析する。これらを通して、映画テクストと作家の関係を解明したい。