シロイヌナズナにおける熱活性型レトロトランスポゾンの制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ0293
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分43010:分子生物学関連
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 牛 小瑩 北海道大学, 生命研究院, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円); 2025年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)

研究開始時の研究の概要

環境ストレスにより活性化するトランスポゾンが報告され、トランスポゾンの転移はゲノムに何らかの変異をもたらし、悪影響が出る恐れがある。ほとんどのトランスポゾンはDNAのメチル化やヒストン修飾などのエピジェネティックな修飾により制御されていて、その詳細は明らかになっていない。ONSENは熱活性型レトロトランスポゾンで、ONSENの転写量は転移頻度と相関がみられないため、RdDMの構成要素はONSENの転写と転移の抑制に独立した役割を果たす、もしくはRdDMとは独立した経路が存在することが考えられる。本研究はONSENを代表例として、レトロトランスポゾンの転写および転移制御機構を明らかにする。