研究課題
特別研究員奨励費
現実空間を仮想空間上に再現するデジタルツイン構想では,聴覚情報である音についての考慮がなされていない.本研究では,視聴覚情報を融合した仮想空間の構築に加え,言語による操作性の向上を行う.まず,全方位の視聴覚情報が含まれる360度映像を用いることで,視聴覚間の対応を学習したAIを構築する.そして,学習した情報に基づき,仮想空間における音の立体感の再構築を行う.また,大規模言語モデルの知識と視聴覚情報の対応を学習することで,言語による視聴覚情報の操作を可能とする.以上により,視聴覚・言語を融合した仮想空間の構築を行う.