パルススクイーズド光のチャープ補償による高性能化と超高感度分子イメージング応用

• 研究課題/領域番号: 24KJ0567
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分30020:光工学および光量子科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 徐 自聡 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円); 2025年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)

研究開始時の研究の概要

誘導ラマン散乱顕微分光法は生体医工学において重要な技術ですが、その感度は量子限界によって制約されています。この量子限界を克服するために、スクイーズド光を活用した量子増強誘導ラマン散乱顕微分光法が提案されていますが、従来の手法に対する明確な優位性はまだ示されていません。本研究では、パルススクイーズド光のチャープ補償などの手法を用いてスクイーズド光の性能を向上させ、量子増強二重偏波誘導ラマン散乱顕微分光法を通じて、従来の方法を超える高感度および高速の生体分子イメージングを実現することを目指します。