研究課題
特別研究員奨励費
時間方向に量子ビット数の拡張を行う時間領域多重化クラスター状態は、10 kHz以上の生成レート、10s程度の長い寿命を持つ移動光格子に捕獲された原子によって実現することで、100万個規模の量子ビット数達成が可能となる。本研究では、クラスター状態実現に向けた、移動光格子に捕獲された原子に対する一量子、二量子ビットゲートによる操作を行う。特に二量子ビットゲート操作に関し、光共振器による方法、共鳴双極子相互作用による方法、Rydberg blockadeによる方法を比較検討する。