研究課題
特別研究員奨励費
本研究ではすばる望遠鏡撮像探索による赤方偏移z~4の銀河サンプルと、Hobby-Eberly望遠鏡分光探査による赤方偏移z~2.5の銀河サンプルを宇宙背景放射重力レンズ効果と合わせて解析し、それぞれの時代の宇宙での構造形成を調べる。これまで主に調べられてきたz<1の結果と合わせ、z<4までの宇宙の構造の進化の様子を調べる。また、すばる望遠鏡などを用いた金属欠乏銀河のヘリウム量の測定から、ビッグバン元素合成時のヘリウム量を推定する。これらの結果をもとに標準的な宇宙論を検証する。