小児集中治療室入室の患者予後への影響：大規模診療請求データベースを用いた解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ0602
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 巻 和佳奈 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-02-13 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円); 2025年度: 600千円 (直接経費: 600千円); 2024年度: 900千円 (直接経費: 900千円)

研究開始時の研究の概要

小児集中治療室(以下PICU: Pediatric Intensive Care Unit)新設・増床をはじめとする小児救急医療の拡充は、小児死亡率の改善につながる可能性がある。PICU新設・増床を進めるには、PICU入室の患者予後への影響を解明する必要がある。日本の研究は数が限られ、いずれも単施設報告や症例レジストリを用いた小規模研究であった。さらにPICUが患者予後を改善するかについての見解は一致していない。大規模診療請求(レセプト)データベースを用いPICUの診療アウトカムを評価する。