研究課題
特別研究員奨励費
天水田での乾田直播稲作においてはしばしば播種直後の干ばつにより苗立ちが低下する。この解決策が深播きである。深播きは地表面乾燥下での出芽率を改善させること、またイネの深播き耐性には品種間差異があることが知られている。本研究では様々な土壌水分条件と品種の深播き耐性に応じて播種深度を最適化するため、播種深度と土壌水分、地温に応じて出芽率と出芽日を予測する数理モデルを構築し、これを用いて最適播種深度および深播き耐性品種の気候変動適応効果を予測する。