研究課題
特別研究員奨励費
アコヤガイの貝殻に含まれるタンパク質であるnacreinは炭酸脱水酵素ドメインとGXNドメインを持つ。GXNドメインはCaCO3と結合することが報告されているが、生体内でのnacreinの作用機序は十分に解明されているわけではない。本研究では、質量分析法、X線散乱法、分子動力学法などを組み合わせてnacreinとCaCO3の結合様式を解析することで、貝殻形成におけるnacreinの役割を解明する。