フィリピンの危機言語イワク語の記述研究

• 研究課題/領域番号: 24KJ0978
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分02060:言語学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 林 真衣 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円); 2026年度: 500千円 (直接経費: 500千円); 2025年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円); 2024年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)

研究開始時の研究の概要

フィリピン諸語はオーストロネシア語族の研究や言語類型論研究の両方において重要な言語群であり、危機言語であるイワク語や継承タガログ語のように未記述の言語が多い。本研究はそのようなフィリピン諸語の記述研究に取り組み、フィリピン諸語の文法的特徴や諸語内での共通点・相違点を明らかにする。調査対象言語は、話者コミュニティの状況・調査許可取得状況等、申請時から変化した点を含めて総合的に判断する。調査方法としては、現地での対面調査・実験調査、ウェブ会議サービスを利用した調査、文献調査を組み合わせて実施する。