研究課題
特別研究員奨励費
高圧力下における磁化測定は、ダイヤモンドアンビルセル(DAC)と超伝導量子干渉素子(SQUID)磁束計を組み合わせることで実現する。一方で、測定可能な温度領域は、SQUID磁束計の温度上限(一般的には400 K)に限定されるため、高温・高圧力領域をカバーする高感度磁化測定システムは存在しない。そこで本研究では、1000 K・100 GPaの領域におけるNV中心の動作を実証し、従来の手法よりも高感度・高空間分解能な高圧力下磁化測定手法を確立する。