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近年、世界的なカーボンニュートラル社会の実現に向けてあらゆる分野において技術開発が加速している。土木環境分野では、バイオガスの主成分である二酸化炭素をメタンガスに変換するバイオメタネーションが注目されている。しかし、一方の基質となる水素ガスの溶解度が低いために微生物との接触効率が律速となっており、機械的な曝気や攪拌を用いたナノバブル化による改善が必要である。
本研究では、ポリウレタンスポンジを微生物保持担体としてリアクターに適用することで気液接触効率の改善を図るとともに、二酸化炭素と水素を基質とする有用物質の同時生産による気液二相同時の二酸化炭素回収転換プロセスの開発に挑戦する。
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