キラル希土類錯体の二次元配列制御に基づく固体表面での高輝度円偏光発光の誘起

• 研究課題/領域番号: 24KJ1229
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分34010:無機・錯体化学関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 白井 そら 名古屋大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円); 2025年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)

研究開始時の研究の概要

高い発光量子収率を誇り、キラルなフェニルエチルアミン配位子の配位によりキラリティーが誘起される発光性Tb錯体を、キラル配位子を修飾した固体表面に固定化し、剛直な芳香環骨格とシリカ表面への固定化を可能にする官能基を併せもつ新規設計の「テンプレート分子」を利用して、固定化する分子の二次元配列を制御することで、錯体間の相互作用に基づく立体反転の抑制により高輝度な円偏光発光を誘起した新規固体材料を創出する。