研究課題
特別研究員奨励費
本研究では,書換え型計算モデルへの変換を利用した実行時エラー検証技術の構築のために,指定した実行時エラーが発生しないことを全パス到達可能性に帰着して検証する枠組みを開発する.具体的には,並行プログラムからLCTRSへの変換,プログラムと実行時エラーからLCTRSと全パス到達可能性問題への変換を提案する.そして,全パス到達可能性問題を解くための自動証明システムを循環証明の技術に基づき実現する.さらに,並行プログラムの検証では探索空間が膨大であるため,自動証明システムの効率化を図る.