可視光酸化還元触媒/HAT触媒を用いた脱水素型クロスカップリング

• 研究課題/領域番号: 24KJ1267
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分33020:有機合成化学関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 藤田 博貴 名古屋大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)

研究開始時の研究の概要

異なる二分子の炭素水素結合を切断し、水素ガスを副生成物として放出しながら炭素炭素結合を形成する反応はアクセプターレス脱水素型クロスカップリングと呼ばれ、環境負荷の少ない化学合成を達成する手法として注目を集めている。申請者は、炭素ラジカルの反応を能動的に制御することを指向し「可逆的HATによってラジカルを長寿命化する」戦略を考案することで、異なる2種の炭素(sp3)水素結合間の脱水素型クロスカップリングの開発行う。