研究課題/領域番号 |
24KJ1390
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森本 克己 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2024-04-23 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2025年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2024年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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研究開始時の研究の概要 |
物性物理学の分野において、新奇物性開拓や機能創出の観点から、物質の非相反性が注目されている。非相反性とは、例えばダイオードで一方向にのみ電流が流れる、キラル分子で一方の異性体のみが薬理効果を示すといったように、空間反転操作で移り合う二つの構造に系が異なる応答を示す性質である。 本研究は、非相反性の起源の一種であるカイラリティ(鏡映対称性の破れ)が、固体物質での非線形光学応答に与える影響を明らかにすることで、固体におけるカイラリティの高速な検出手法を新たに確立することを目的とする。さらに、確立した手法を応用して、光励起による物質のカイラリティ制御の実現を目指す。
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