RNA標識を用いたインフルエンザウイルスのゲノムパッケージング機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ1474
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分49060:ウイルス学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 尾崎 拓馬 京都大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円); 2026年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2025年度: 500千円 (直接経費: 500千円); 2024年度: 900千円 (直接経費: 900千円)

研究開始時の研究の概要

A型インフルエンザウイルスのゲノムRNAは8本に分節化されており、各分節がウイルスタンパク質と結合してウイルスリボ核酸タンパク質（viral ribonucleoprotein, vRNP）を形成している。8本のvRNPは、ウイルス粒子内で中心の1本を他の7本がとりまく特徴的な配置をとるものの、この配置がなぜ、どのように形成されるのかは不明である。本研究では、8種類のvRNPの特徴的な配置の形成機構とvRNPのウイルス粒子への取り込み機構を明らかにすることを目的とし、電子顕微鏡解析と生化学的手法による解析を行う。