穿孔性環形動物の種多様性と硬質基盤の侵食過程における生態的役割の解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ1503
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分45030:多様性生物学および分類学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 四ノ宮 千遥 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円); 2026年度: 500千円 (直接経費: 500千円); 2025年度: 600千円 (直接経費: 600千円); 2024年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)

研究開始時の研究の概要

海中の岩やサンゴに穴を掘る生物は貝やウニ, 環形動物（ゴカイの仲間）などが知られている. これらの動物は硬い基盤に穴を掘ることにより, 海底の環境を大きく変えたり生き物の新しいすみかを生み出すなど、重要な役割を果たしている. 環形動物は貝やウニに比べて研究が進んでおらず, 役割の理解が遅れている. そこで, 岩とサンゴの二つの基盤について、穴を掘る環形動物の種多様性や基盤の分解過程, 分解メカニズムに違いがあるかどうかを調べることにより, 環形動物の生態系における役割の理解を深める.