多系統萎縮症新規モデルマウスを利用した異常蛋白凝集機構における脂質の役割解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ1662
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分51030:病態神経科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 佐田 直基 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円); 2026年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円); 2025年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円); 2024年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)

研究開始時の研究の概要

脳は脂質に富む臓器である。神経変性疾患では、脳内で過剰発現した異常蛋白が凝集体を形成し、神経細胞機能障害ひいては神経細胞死を引き起こす。近年、ハンチントン病やアルツハイマー病モデルマウスにおいて脂質代謝異常の報告がなされているが一部の疾患では脂質代謝異常の下流の病態解明まで至っていない。本研究では脂質メディエータに着目しハンチントン病、多系統萎縮症などの神経難病における脂質代謝異常とその下流の病態解明を目指す。