持続可能な最先端AIの進化のためには、低消費電力AI計算基盤としてのニューロモーフィック計算基盤の開発が欠かせないが、歴史的に新並列アーキテクチャへの移行はキラーアプリの存在によって移行が不可避的になったときのみ発生する。認知タスク/非認知タスクの両方に対応するニューロモーフィック計算機構は桁違いにすぐれた固有の能力を持ち、メモリ内での計算を可能にする新メモリテクノロジとの融合でさらなる低消費電力・高性能性の実現が期待されるが。本研究では神経様態アルゴリズムにおけるデータの疎密バランスや再利用可能性から新デバイス特性まで一貫した考察をもとにアーキテクチャ探索を行う。
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