新規2次元分離法を用いた自己抗体バイオマーカー探索と凝集性自己抗原の免疫学的考察

• 研究課題/領域番号: 24KJ1711
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 伊達 実鈴 岡山大学, ヘルスシステム統合科学学域, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 800千円 (直接経費: 800千円); 2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)

研究開始時の研究の概要

がん免疫療法では免疫関連有害事象(irAE)の増加が懸念されており、irAEのリスク管理ができるバイオマーカーの探索が急務である。本研究では、独自開発の２次元分離技術を用いてirAEの発症と相関する自己抗体バイオマーカーの探索・同定を行う。がん免疫療法の治療奏功とirAE発症は強い相関がある可能性が高く、irAEリスク評価が可能な診断系の開発を進める。また、これまで同定した自己抗原には凝集しやすい特性があることから、自己抗体の誘導メカニズムのタンパク質科学的な解析も進める。