研究課題
特別研究員奨励費
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)病態進展メカニズムの一つとして,一酸化窒素による小胞体ストレス制御タンパク質IRE1αの機能障害が示唆されているが,その詳細や寄与は明らかでない.これまでに,一酸化窒素からIRE1αの機能を保護する化合物を同定することに成功している(特許出願済).そこで本課題では,当該化合物を用いた薬理学的評価により,一酸化窒素によるIRE1α機能変化の詳細を解明し,NAFLD病態進展に対する効果を検討する.