研究課題
特別研究員奨励費
大仏殿様と呼ばれる形式を採用する、四天王像の足元の「邪鬼」の造形は、作品全体の理解を進めていくうえで有効な着眼点であると考える。本研究では、「邪鬼」を切り口に、作例の制作背景と構造・技法の理解を目指し、大仏殿様四天王像研究の未解決の課題である発願理由や制作仏師の系統について研究する。