精神状態が味覚の情動的側面に影響を及ぼす神経回路機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ2009
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
• 研究機関: 東京慈恵会医科大学
• 研究代表者: 日吉 加菜映 東京慈恵会医科大学, 医学部, 特別研究員(PD)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)

研究開始時の研究の概要

味覚などの感覚情報に伴う情動は、生得的に決定されている側面がある一方で、環境によっても後天的修飾を受ける。さらに、ストレスや不安といった個体の内的状態も情動の後天的修飾に関与するが、その神経基盤については不明な点が多い。本研究では、情動制御に重要な脳領域である扁桃体と腕傍核について、その双方向接続に注目し、神経活動動態の可視化および光遺伝学的回路操作を独自の行動評価系と組み合わせて解析することにより、ストレスに伴う味覚情動変調の神経メカニズムの理解に迫る。