乳頭体上核-海馬歯状回シナプスにおける神経伝達物質共放出メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ2139
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分46030:神経機能学関連
• 研究機関: 同志社大学
• 研究代表者: 平井 向日葵 同志社大学, 脳科学研究科, 特別研究員(DC2)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円); 2025年度: 700千円 (直接経費: 700千円); 2024年度: 700千円 (直接経費: 700千円)

研究開始時の研究の概要

視床下部に位置する乳頭体上核と海馬の歯状回顆粒細胞との間に形成されるシナプスでは、同一の神経終末から興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸と抑制性神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)が共放出される。しかしながら、グルタミン酸とGABAが同一のシナプス小胞に含まれているのか、別々のシナプス小胞に含まれているのかについては明らかになっていない。そこで本研究では、電気生理学や光遺伝学、薬理学的手法を用いることで、グルタミン酸とGABAの共放出メカニズムの解明を目指す。