研究課題
特別研究員奨励費
X線透視を利用したインターベンショナルラジオロジー(IVR)は、広く普及しているが、IVRに従事する医療従事者には職業被ばくがある。そのため厳正な線量限度の適用が求められているが、多忙な医療従事者の被ばく管理は難しく、様々な課題がある。そこで、自身の被ばくに関連する情報を人工知能(Artificial Intelligence: AI)によって確認できるAI搭載型の放射線入退室管理システムを開発する。そして、システム導入前後でのアンケート調査や線量データの解析により、防護意識の変化と、個人防護装具の装着状況と被ばく線量に及ぼす効果を検証する。最終的に本研究では医療従事者の被ばく低減を目指す。