m3C修飾による翻訳制御機構解明

• 研究課題/領域番号: 24KJ2206
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人国立がん研究センター
• 研究代表者: 光冨 修平 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 特別研究員(PD)
• 研究期間 (年度): 2024-04-23 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)

研究開始時の研究の概要

RNAを含めた生体分子の修飾は、readerタンパク質を介して認識・制御される。RNA修飾の１つであるm3Cは、疾患との関わりが示唆されているRNA修飾であるが、そのreaderタンパク質は不明である。申請者は、RNAを直接シーケンスする技術であるナノポアdirect RNA-seqを用いることで、m3C修飾部位の網羅的同定に成功した。得られた結果から、m3C修飾を認識するreaderタンパク質が存在し、タンパク質の翻訳を制御している可能性を着想した。本研究では、m3C readerを同定し、m3C修飾を介した翻訳制御機構とその生理的意義の解明を目指す。