研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
空港運用の安全確保は危急の課題だが、航空機事故を抑止する空港の設計・運用方法は明らかでない。日本・ASEAN諸国では、国際航空交通の需要増加のため、将来的な管制官不足も懸念されている。そこで本研究は、日本・ASEAN諸国における航空安全の向上を目指し、空港・空域における航空交通の構造(パターン)最適化手法と、航空交通の(出発・到着時刻等の)動的制御手法および航空交通シミュレーション技術を組み合わせて発展させることで、①航空機事故を抑止する空港および周辺空域(飛行経路)の設計・運用手法および ②将来的な管制官不足を補う国際協調空港ネットワークを構築する