研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
寄生植物ストライガは、サブサハラアフリカ諸国で年間1億米ドルにも及ぶ被害を与え続けているが、その拡大は驚異的な速度で現在も進んでいる。本研究では、これまで開発に成功した自殺発芽剤であるSPL7のケニア現地での実証試験、およびフィールドワークにより集めたストライガの生態型を用いた宿主選択性の変化の生態分子機構の解明を行うことで、ストライガの防除と拡散防止技術の二つの側面からアフリカの食糧問題の解決に貢献することを目指す。