ブドウ球菌の薬剤耐性獲得プロセスの解明による新たな解決法の研究

• 研究課題/領域番号: 24KK0148
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 森川 一也 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90361328)
• 研究分担者: MAREE MAIS 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (10973167) ; 牛島 由理 筑波大学, 医学医療系, 助教 (80812297)
• 研究期間 (年度): 2024-09-09 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円); 2029年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2028年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2027年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2026年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2025年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
• キーワード: ブドウ球菌 / 薬剤耐性

研究開始時の研究の概要

申請者らは黄色ブドウ球菌の遺伝子獲得能のうち自然形質転換能を証明し、それがメチシリン耐性などの獲得に重要であることを示してきた。これにより、本菌の全ての遺伝子伝達メカニズムを実験的に検討することが可能となり、薬剤耐性ブドウ球菌がどのような環境で、どのようなメカニズムで生まれるかを調べることが可能となった。本研究は、これまで蓄積してきた基礎的研究成果とツールを活用して薬剤耐性菌問題が深刻な現場(ベトナム等)で薬剤耐性菌を収集し、伝達プロセスの解明、伝達効率の制御法などを検討することで東南アジアの薬剤耐性ブドウ球菌問題に取り組む。